悪液質は慢性疲労&副腎疲労?とうつ状態?と酷似⁈
春にある特徴.
「自分がコントロール出来ないんです。」とお電話をいただく事が増えてきています。そもそも、自分理解が一番難しいのですが…..
お話を聞くと…更年期でもあり副腎疲労の可能性が高く、栄養状態も悪い=腸の状態が悪く、満足に動いていない。
お題にある悪質液とは「慢性疾患にみられる栄養不良状態が最も悪い状態で虚弱した状態」をいいます。
筋肉減少(筋蛋白分解促進による)、食欲不振、うつ症状、インスリン抵抗性、炎症、お子さんでは成長障害があります。
ここまで酷い状態ではないが似ている、軽度な悪質液ともいえるのが、最近、慢性疲労や副腎機能低下症。
朝起きられない、食欲不振で甘いものばかりを捕食する状態で、自分でコントロール出来ずに悩み苦しんで、うつ病ではないか?と思い精神科を受診される方が増えているようです。うつ病の薬は「本物」にしてしまうため危険な事は理解しているが、どうしてもやめられない。(魔薬的な作用)
それらの薬を飲む前に栄養と生活習慣を見直す必要があるのですが…既に疲弊している状態。
さて、どこから取り掛かるか…
近年、悪質液は数々のサイトカインを介する全身の炎症状態として捉えられるようになっています。
この炎症性サイトカイン血症が、食欲不振、慢性炎症、蛋白分解亢進の原因とし、加え加齢や薬の治療などの要因により更に複雑化しているとの報告も数多い。特に食欲不振には神経内分泌系の異常も絡んでくるため、考える方の頭も整理がつかなくなる(^^)
腸との関わりだが、消化管運動が満足に動いていないと食思不振はおきる。膨満しているときは食事など出来ない。この症状を難しくすると…消化管運動が停滞すると炎症性サイトカインが惹起され副腎皮質刺激ホルモンCRFを増加させて食欲不振になる…です。
消化管の運動抑制はこの炎症性サイトカインに通じるのです。
腸セラピーは、消化管運動を促進させます。消化管運動を促進させる理由が少しは見えてきたでしょうか?
お腹に触れ、お腹に聞いてみましょう。「私は健康ですか?」と。答えはお腹にあります。