野菜の抗炎症作用と坑がん作用
「キャベツ」は腸セラピーには欠かせない食材の一つ。でもそのほかにも重要な作用をもつ野菜は多い。
「ゴーヤ」もその一つ。今の(冬)季節ではないが・・・(汗)ガン細胞を短時間に98%死滅させる驚異の野菜として認知されつつある。短時間に75~98%のがん細胞を死滅させる。水5%に希釈した苦瓜ジュースは癌細胞の損傷に著しい効力を示し、わずか72時間後に4つ膵臓癌細胞株のうち2つ癌細胞の生存能力を90%した。またもう2つの癌細胞も98%まで縮小させた。
米コロラド大学がん研究センターのラジェッシュ・アガーワル(Rajesh Agarwal)教授らは、ゴーヤの抽出成分には乳がん細胞の増殖を抑制する働きがあると確認した。また、その後の研究でゴーヤには膵がん細胞に対して、そのがん細胞のエネルギー源となるグルコース代謝を抑制したとも報告しました。ゴーヤ抽出液によるプロティンキナーゼ促進効果により60%もの膵がん細胞増殖抑制されたというもの。5%希釈ゴーヤジュース投与群の4つの膵臓癌細胞株の癌細胞へ効力を示した。
他の野菜で注目されているのは、「ブロッコリー」です。
アブラナ科の植物はがん幹細胞を消滅させ増殖抑制効果があるとサウスダコタ州立大学のモウル・デイ助教授と研究チーム報告している。彼らはがん予防の分野で注目されている「フェネチルイソチオシアナート」の合成物や酵素がブロッコリーやカリフラワーに含まれていることがわかり実験を行い、その効果24時間以内に75%のがん細胞が死滅。したと報告した。幹細胞自体を破壊することにも成功したというものであった。
余談ではあるが・・・『British Journal of Nutrition 』で発表された内容によるとブロッコリーとわさびを一緒に食べると、ガン予防効果がグッとアップするというもの。、わさびをブロッコリーにつけて食べると効果が上がるそうだ。他にも大根、キャベツ、クレソン、芽キャベツなども同様の効果が得られます。
基本的に・・・美味しく食べれれば一番いいのですがね。